釈迦院へは、二つの道があります。美里町側からは、日本一の石段3333段を歩いて登ります。八代市泉町側からは、車で本堂の下まで上がれます。石段を歩くことが目的なら美里町側、本堂への参拝を優先するなら泉町側です。

美里町側から石段入口へ

ナビの目的地は、寺の住所ではなく「日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)」か「美里町営御坂駐車場」にしてください。釈迦院の住所を入れると、泉町側の車道を案内されることがあります。石段の入口は、美里町坂本です。

道の途中の目印は、道の駅 美里「石段の郷 佐俣の湯」です。国道218号沿いにあり、石段入口まで車で約15分です。温泉は10:00〜21:00、レストランは11:30〜15:00、物産館は9:00〜18:00。登る前のトイレと水、下山後の食事と入浴に使えます。電話は 0964-46-4111 です。

お車の目安

出発地石段入口まで道順
松橋IC 19km・約26分 国道218号を美里・山都方面へ。佐俣の湯を過ぎ、坂本の石段入口へ。
御船IC 22km・約32分 御船・甲佐方面から国道443号、美里方面へ。佐俣を経て石段入口へ。
熊本市街 約60〜70分 佐俣の湯まで約50分。そこから石段入口まで約15分。

最後は山間の一般道です。夜に着いて、そのまま石段を登る計画は避けてください。

駐車場

美里町営御坂駐車場の料金は、次のとおりです。

車椅子に対応したトイレが1基あります。まわりには民間の有料駐車場もあります。広い駐車場ですが、花まつりなど人が集まる日は早めにお越しください。

日本一の石段を地図で開く

電車・バスで石段入口へ

鉄道の玄関口は、JR鹿児島本線・松橋駅です。駅前から産交バスで佐俣の湯へ行き、麻生交通「甲佐〜氷川線」に乗り換えて坂本石段前で降ります。坂本石段前が、日本一の石段の最寄り停留所です。バス停と町営駐車場から、石段の入口はすぐです。

松橋駅から佐俣の湯

産交バス「松橋駅〜堅志田〜佐俣の湯〜砥用中央」です。所要は約31分、運賃は750円。下の時刻は、2026年10月の平日の例です。

松橋駅発佐俣の湯着所要
7:277:5831分
8:479:1831分
9:4210:1331分
11:0211:3331分
12:0012:3131分
15:0615:3731分
16:0016:3131分

佐俣の湯から坂本石段前

麻生交通「甲佐〜氷川線」です。佐俣の湯から坂本石段前まで約16分。日曜・祝日は運休です。

佐俣の湯発坂本石段前着
8:288:44
10:3310:49
12:0312:19
15:1815:34
18:0318:22

つながりやすい便は、次の二つです。

9時42分の便なら、石段と御坂を2時間から2時間30分歩いても、13時前後に本堂へ着きます。土曜・日曜の本堂は10:00〜15:00です。

帰りの坂本石段前から佐俣の湯は、7:21→7:37、9:16→9:32、11:06→11:22、12:36→12:52、16:51→17:07です。こちらも日曜・祝日は運休です。16:51に間に合わないと、その日のバスはありません。歩き始める前に、帰りの便を決めてください。

熊本桜町バスターミナルから

熊本バスで佐俣の湯前へ行きます。朝の例は8:15発、9:35着(約80分)。佐俣の湯で10:33の麻生交通に乗ると、坂本石段前は10:49着です。待ち時間を含めると、桜町から約2時間30分です。夕方には16:20→17:46、18:02→19:29の便もあります。石段へ向かうなら、朝の便を使ってください。

美里町の「のりあいみさと」は、登録した美里町民のための乗り合いです。参拝の足には使えません。

バスが無い日のタクシー

日曜・祝日は、佐俣の湯からタクシーで石段入口へ向かってください。料金の目安は次のとおりです。確定運賃ではありません。

区間目安
佐俣の湯 → 石段入口約3,500〜4,500円(約15分)
松橋駅 → 石段入口約7,500〜9,000円

乗る日の時刻は、各社にご確認ください。

石段入口から本堂まで

美里町の案内にもあるとおり、初めての方にはかなりきつい道です。岩をよじ登る道ではありません。3333段が続くため、太ももとふくらはぎ、下りでは膝に負担がかかります。自分のペースで、休憩しながら登ってください。

  1. 坂本石段前・美里町営御坂駐車場標高約240m。ここから3333段が始まります。
  2. 3333段の石段全長約2.1km、標高差約620m。一の越は832段、二の越は1111段、三の越は1553段、十の越は3333段です。折り返しながら高度を上げ、途中に休憩場所があります。
  3. 十の越(3333段目)標高約860m。ここはまだ釈迦院ではありません。
  4. 御坂の石畳約1km。杉林の参道を進みます。
  5. 山門・本堂十の越から20〜30分です。

石段だけの一般的な目安は、上り約2時間、下り約1時間です。健脚の方はもっと短いこともあります。参拝が目的の方は、石段の上りに1時間30分〜2時間、十の越から本堂まで20〜30分、休憩を入れて片道2時間〜2時間30分を見てください。

トイレと持ち物

トイレは、町営駐車場(車椅子対応が1基)、石段の約200段付近(水洗)、約1700段付近(バイオトイレ)にあります。石段の途中に、食事や飲み物を買える店はありません。水と行動食は、佐俣の湯か石段入口までに用意してください。

季節の注意

石段はいつでも歩け、利用は無料です。車椅子、ベビーカー、歩くのがつらい方は、この道では本堂へ上がれません。泉町側からお越しください。石段の由来は、釈迦院御坂遊歩道の案内に書いています。

泉町側から本堂下まで

泉町側は、国道443号 → 県道52号 → 市道 → 本堂下です。3333段は歩きません。

道の途中の目印は、国道443号の道の駅「秘境の郷いずみ」です。

区間目安
八代IC・宇城氷川スマートIC・松橋IC → 道の駅それぞれ約35分
道の駅 秘境の郷いずみ → 釈迦院約40分
ICから本堂下まで休憩を入れずに約70〜80分

山間の道は、距離より道の状態で時間が変わります。出発の前に、ナビでその日の所要を見てください。道順は、道の駅 → 国道443号 → 県道52号 → 釈迦院、の順で追うと分かりやすいです。「釈迦院」とだけ入れると、細い市道の案内がアプリによって変わります。

道の駅のショップは9:00〜17:00、レストランは11:00〜17:00、水曜が定休日です。トイレと無料のWi-Fiがあります。ここを過ぎると山道です。燃料と飲み物は、ここで整えてください。電話は 0965-67-3500 です。

最後の市道は、一般の観光道路というより、山上の寺へ入る道です。対向車、路肩、落石、濃霧、雪と凍結のときは、時間に余裕を持って走ってください。

本堂下の駐車場

山門の下に、普通車10台ほどの無料駐車スペースがあります。台数は多くありません。複数台、大型車、車椅子の方は、事前に釈迦院(090-5741-5993)へお電話ください。駐車場所から本堂入口までの段差も、そのときにご確認ください。

釈迦院を地図で開く

電車・バスで泉町側へ

普通列車ならJR鹿児島本線・有佐駅、新幹線なら新八代駅が玄関口です。新八代駅西口から、産交バス[9]八農分校前行きが泉町方面へ入ります。下は2026年10月改正後の例です。

停留所朝の便午後の便
新八代駅西口7:1914:34
有佐駅前7:3814:53
種山7:52—
氷川ダム前8:09—
八農分校前8:2215:37

新八代から八農分校前まで約63分、有佐から約44分です。八農分校前は、寺のすぐ下ではありません。ここから釈迦院までは、登りの山道を徒歩1時間前後です。バスだけで本堂を目指すときは、事前にタクシーを予約してください。

泉町側は、営業所からの迎車が長くなることがあります。予約のときに、「本堂下まで入れるか」「帰りの迎えは何時か」を確認してください。有佐・新八代から釈迦院までの料金は、メーターに任せず、事前の見積りが確実です。

二つの行き方

美里町側・3333段

向いている方
石段を歩き、登拝そのものを楽しみたい方
本堂までの歩き
片道約3.1km、2時間〜2時間30分
車を停める場所
石段入口の町営駐車場(普通車300円/日)
公共交通
松橋駅 → 佐俣の湯 → 坂本石段前。日曜・祝日の最終区間は運休
歩きにくい方
石段のため、車椅子やベビーカーでは上がれません

泉町側・車道

向いている方
本堂参拝、御朱印、ご高齢の方とご一緒のとき
本堂までの歩き
本堂下まで車で上がれます
車を停める場所
山門下に普通車10台ほど(無料)。団体は事前連絡
公共交通
新八代・有佐から八農分校前まで。その先は徒歩約1時間かタクシー
運転の注意
狭い山道です。4月8日は一方通行

美里町側は半日の歩き、泉町側は山道のドライブと参拝、として予定を組んでください。同じ寺への近道と遠回り、ではありません。

着いてから

本堂と御朱印

土曜と日曜は、急用がなければ10:00〜15:00に本堂を開け、参拝と御朱印ができます。祝日や毎月8日も対応できることがあります。常に誰かがいるわけではありません。御朱印や堂内の参拝が目的のときは、前日までに 090-5741-5993 へお電話ください。石段を2時間歩いて、本堂が閉まっている、ということを避けられます。

年中行事と御朱印は、参拝行事・御朱印をご覧ください。寺の由緒は、釈迦院についてにまとめています。

トイレ

美里町側は、町営駐車場と石段の途中にトイレがあります。泉町側は、道の駅「秘境の郷いずみ」で済ませてから上がってください。境内のトイレを当てにしないでください。

携帯電話

御坂の杉林や、泉町側の山道では、電波が届かないことがあります。地図は画面の保存か、電波がなくても見られる地図を持ってください。同行者と離れるときは、合流する場所を先に決めてください。

問い合わせ先

問い合わせ先電話用途
金海山 大恩教寺 釈迦院090-5741-5993本堂の開扉、御朱印、泉町側の道、駐車場
美里町0964-47-1111石段、観光
麻生交通096-282-1234坂本石段前のバス
産交バス松橋営業所0964-32-0856松橋駅〜佐俣の湯
熊本バス甲佐営業所096-234-0369桜町〜美里
佐俣の湯0964-46-4111美里町側の休憩、温泉、食事
道の駅 秘境の郷いずみ0965-67-3500泉町側の休憩

所在地は、〒869-4401 熊本県八代市泉町柿迫5536です。バスの時刻は2026年10月に確認した便です。乗る日の時刻表と、雨・雪・凍結は、出発の前にもう一度ご確認ください。