唯識– category –
-
物質でもなく心でもない不相應行法について
「不相應行法」とは、色法(物質的な現象)にも心法(精神的な現象)にも、どちらにも直接には当てはまらない、24種類の分類のことです。 これらは、物質や心といった実体として存在するものではなく、あくまでも概念です。 五位百法のうちの1つのカテゴリ... -
六根のうち「意根」の三つの意味
今回は、意根の意味について詳しく取り上げてみます。 意根の三つの解釈 意根には大きく分けて以下の三つの解釈が存在します。 ① 前滅の意を意根という場合 (無間滅の意根:等無間縁) この解釈は、意根を 「前の瞬間に消滅した意識(意)」 と捉えるもの... -
五位百法の「色法」の五根六境:私たちが見えている世界について
今回は、私たちの周りの世界について、基本的な概念である「色法」と「五境」をもとにわかりやすく解説します。 色法とは? 五位百法として分類される「色法」とは、私たちが目で見て、耳で聞いて、鼻で嗅いで、舌で味わい、体で感じる、すべての物質的な... -
唯識における「不定心所」について
不定心所とは、人間の心の働きの中でも、その性質が固定されず、状況によって変化する心のグループです。 この不定心所は4種類あるとされています。 心所は、かならず心王(八識)に従う心で、心所には、51の心的要素があります。 心所の全体像は、以下の... -
心に潜む「随煩悩」とは
今回は、20種類の「随煩悩」について解説します。 実生活の中でどのような形であらわれるのでしょうか。 心所は、かならず心王(八識)に従う心で、心所には、51の心的要素があります。 心所の全体像は、以下の記事にあります。 1. 怒りのグループ ①忿(ふ... -
「善心所」の十一の要素とその意味 – 清らかな心の働き
仏教における善心所(ぜんしんじょ)とは、心の善なる働きを指す重要な概念です。 善心所は全部で十一あります。 今回は、十一の要素について詳しく解説していきたいと思います。 心所は、かならず心王(八識)に従う心で、心所には、51の心的要素がありま... -
唯識の「別境心所」とは? – 心の5つの重要な働き
別境心所とは、特定の対象(境)に対して個別に生じる心の働きのことです。 以下では、別境心所の5つの要素について詳しく解説します。 心所は、かならず心王(八識)に従う心で、心所には、51の心的要素があります。 心所の全体像は、以下の記事にありま... -
唯識の「心所」とくに「遍行心所」について
心所は、かならず心王(八識)に従う心で、心所には、51の心的要素があります。 これらは「遍行」「別境」「善」「煩悩」「随煩悩」「不定」の6つに分類されます。 遍行:作意、触、受、想、思の5つ 別境:欲、勝解(正しい理解)、念(注意)、定(集中)... -
私たちの心とは何か?「心王」(八識)についてわかりやすく解説
仏教では、心とは何か、心がどのように働くか、について詳しく解明しています。 心の主体を「心王」または「八識心王」といい、心を8つに分けて教えられます。 まず八識について説明します。 八識とは 一般的なの6つの感覚(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚... -
すべての事象を分類!五位百法とは
今回は物質や精神など、すべての事象の分類方法である五位百法の分類について簡潔に説明します。 法とは まず、「法」というのは仏教における存在のあらゆる要素を指します。 これにはすべての事象が含まれます。 たとえば、物質的存在や、肉体、精神・心...
12